株式会社山陰スポーツネットワークの取締役会長を退任いたしました。

 本日はプロバスケットボール島根スサノオマジックの運営会社であります株式会社山陰スポーツネットワークの定時株主総会が開催されました。

 その中で、任期満了に伴い4年間務めた同社の取締役(3年間は代表取締役社長、最後の1年間は取締役会長)を退任することになりました。この4年間は本当に多くの皆様にお世話になりました!心から御礼申し上げます。また、地域に愛されている島根スサノオマジックの経営というたいへんな重責を担っていたため、どうしても自分の時間や意識をスサノオマジックに傾注してしまい、私が社長として率いているアースサポートの社員の皆さんにとってはあまり社長が会社にいない4年間だったと思います。その間は社員の皆さんに苦労をお掛けしたことをこの場を借りてお詫びしたいと思います。

 

 業績低迷の中で前社長が退任した後を任され、平成26年5月13日に社長に就任しました。「社長をやってくれないか?」と声が掛かったのがその4~5日前のことで大変急な話であり、すごく驚きました💦 自分の会社の経営だけでも忙しかったので最初はお断りしたのですが、その際に私の父親(当社のグループ創業者であり、アースサポートの取締役相談役です)から「お前はもともと鳥取県米子市の出身でありながら、島根で商売をさせていただき島根の方々に大変お世話になっている。そのご恩に報いるべきじゃないのか?島根県の皆様が愛する島根スサノオマジックの経営を任すと言っていただいているのに、なんで受けないんだ?」と厳しく指導を受けました。私はもともと中学3年間と高校1年間はバスケットボール部に所属しており、島根スサノオマジックのことも大好きだったので「やっぱり社長を受けさせてください。」と株主の方々にお話をし、島根スサノオマジックの社長にならせていただきました。

 株主の方々とは事前に「自分の会社の経営もあるので、なんとか1年間で業績を立て直して退任させてください。」というご了解をいただき、“ピンチヒッター”的な役割を自認して入社しました。しかし地方のプロスポーツの経営はそんなに生やさしいものではなく、2014-15シーズンは立て直しというには程遠い結果だったこともあり、自らの責任としてそのまま辞めることはできず、もう1年継続させていただくことになりました。↓下の写真は2014-15シーズンのものです✨ 懐かしいですね!

 次の2015-16シーズンは波乱の幕開けとなりました。結果的に私たちのリーグであるbjリーグともう一つの国内リーグのNBLの合併が決まり、bjリーグとして活動する最後のシーズンになったのです。しかも、2016-17シーズンから新たに生まれるB.LEAGUEは36チームという非常に大きなリーグになったため、1部リーグであるB1と2部リーグのB2に振り分けられることになりました。私たちは松江市の松浦市長様はじめ多くの方々のご協力を賜り、全力でB1参入に向けて活動をしましたが、非常に厳しい結果となりました。

 振り分けの会場は東京の品川プリンスホテルでした。事前の票読みではなんとかギリギリB1に上がれるのではないかと期待していたのですが、逆にギリギリB1に上がれず、記念すべきB.LEAGUE初年度はB2からのスタートになりました。この振り分けはチームの成績や強さではなく、「運営会社の経営状態の健全さ」が判断基準になっていたため、B1に選ばれなかったすべての原因は経営者だった私の責任でした。B1になることを夢見て一生懸命応援していただいた多くのブースターの皆様を悲しませてしまったことが本当に辛く、人生の中でこれほどつらく苦しく感じたことはなかったくらい落ち込みました。

 しかし、クラブのトップとして落ち込んでいるだけではいけない、自分の責任でもう一度チャレンジしてB1に上がろうと決意しました。当時の川淵チェアマンからも「強いチームを作って1部に上がってほしい」とコメントをいただいていたので、何がなんでもB1に這い上がってやろうという闘志が沸き起こりました🔥 もともと1年で退任する予定が2年になっていましたが、ここで辞めるわけにもいかず、株主の方々に「責任を取ってもう1年間だけ経営を続けさせていただきたい。1年で必ずB1に昇格し、そこで社長を退任して自分の会社に戻ります。」と宣言し、2016-17 シーズンの1年間全力で走り続けました。マイケルHC、末松GMはじめとするチームやフロントメンバーの頑張りはもちろん、ブースターの皆様、スポンサーの皆様、行政の方々に支えていただきB1に昇格することができました❗️

 B1昇格が決まった試合はホーム松江市総合体育館で広島ドラゴンフライズを迎えた試合でした。『勝つのは俺たちだ‼︎』のスローガンのもと、フロントは全力で来場者数を増やし、多くのブースターの皆様の熱い声援が選手たちを後押しし、最後の最後までわからない試合を制しました‼️

 このB1昇格決定で自分なりに3年間で責任を果たすことができたと考え、事前の宣言通りに平成29年8月に社長を退任させていただきました。本来はここで取締役も同時に退任するつもりでしたが、株主の皆様から「もう1年は取締役会長として大所高所から経営陣を指導してほしい。」というご依頼もいただき、今日まで1年間は取締役会長として務めさせていただきました。

 

 今日までの1年間は私に取ってはすごく貴重な経験になりました。49歳で会社の社長を退任して会長に退き、次の経営者にバトンタッチするという、若い年齢の時に事業承継の経験を積むことができました。「自分だったらこうするのに!」という気持ちもあったり、「もっとクラブやチームのことを愛しているという気持ちを全面に出さないと!」というイライラも感じたりして、事業承継の難しさを骨身にしみるくらい体感しました。将来私がアースサポートを引き継ぐ時には、今回の経験がすごく生きてくると思います😃

 

 2017-18シーズンはB1で戦いましたが、その高い壁を越えることができず1年でB2に降格することが決まりました。今シーズンからはまたB2からのスタートとなりますが、今回新しい社内体制も決まり、ロケットスタートしてくれると信じています。今回のテーマは「這い上がろう!」で、フロント、チームが一丸となってB1昇格を目指して頑張ります‼️ 私は今日で退任しましたが、これからも熱心なブースターとして島根スサノオマジックを支えていきたいと思っています😄

 

 4年間本当にお世話になりました❗️これからも島根スサノオマジックをよろしくお願いいたします。

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