社会への取組み

SOCIETY

災害廃棄物の受⼊

大規模な地震や水害等の災害が毎年のように発生している中、被災地の復旧・復興の妨げになるのが、「災害廃棄物」です。災害廃棄物は、処理を進めなければ復旧・復興が遅れるだけでなく、衛生上の問題も発生します。

2019年8月に発生した九州北部豪雨の影響で、佐賀県では浸水による油流出事故が発生しました。遠方ではありますが、当社も災害廃棄物の受入を積極的に行い、被災地の迅速な復旧・復興に向けて積極的に協力をしました。また、2021年7月の島根県豪雨災害においても、被災地の家庭ごみの処理を行いました。

不法投棄パトロール

島根県では、年2回、島根県、島根県警、一般社団法人しまね産業資源循環協会、不法投棄監視モニターなど関係者が連携し、県下一斉合同パトロールを実施しています。このパトロールは、環境省が設定した「全国ごみ不法投棄監視ウィーク(5月30日から6月5日)」に合わせて行われています。当社は、しまね産業資源循環協会の会員として、本パトロールや不法投棄ごみの回収に参加しています。

廃棄物処理状況確認見学会の開催

2010年廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部改正により、事業者が産業廃棄物の運搬・処分を委託する場合には、その処理の状況に関する確認を行い、最終処分終了までの一連の処理工程における処理が適正に行われるために必要な措置を講ずるよう努めなければならないこととなりました。これを受け、排出事業者の皆様に処理委託状況を確認いただける機会として廃棄物処理状況確認見学会を毎年開催しています。廃棄物処理の委託先である当社を排出事業者に見ていただき、処理の流れ等をご理解いただく機会としておりますが、当社としてもお客様から直接ご意見をいただく貴重な機会となっています。コロナ禍では、オンラインによる処理状況確認見学会を開催しました。
見学につきましては、随時受付をしておりますので、お気軽にご連絡ください。

NPO法人あすのひかりとの協同労働支援

当社の関連企業で、障がい者の方々の就労支援を行っている「NPO法人あすのひかり」と共同しながら、障がい者の方々の受入を行っています。リサイクル品の選別作業や、事務所の清掃など、日々の業務をお願いすることで障がい者の方々が安定的に働く場を提供する体制を確立するとともに、障がい者の方々が働きやすい職場づくりに取り組んでいます。

AEDの設置

当社が取扱う産業廃棄物は、さまざまな性質・形状をしており、これを処理する廃棄物処理施設を安全に運転するためには、日常の運転管理及び保守だけでなく、事故や災害発生時の対応についても、あらかじめ準備しておく必要があります。
このたび、会社の場内2か所、事務所に1か所AEDを設置し、セコム山陰様にAEDの使用方法について、社員が講習会を受けました。模型の人形を使用し、発見から胸骨圧迫(心臓マッサージ)とAEDのパッドを貼り付けなど、一連の作業を体験しました。 当社は工業団地に立地しており、車両の往来も多く様々な工場が密集しています。当社内の事故だけでなく、近隣で発生した事故にも利用していただけるよう、掲示も行っています。

防災訓練と消⽕訓練

地震や火事といった災害や、現場における緊急事態を想定した訓練を毎年行っています。