高濃度PCB廃棄物【搬入荷姿登録について】|PCB|
2020年12月30日
皆様こんにちは。アースサポート㈱の湊です。
明日で2020年も最後となりました。
12月に入ってから照明器具全数調査や保管中のPCB使用安定器の処分についてご相談頂く件数も多くなり、処理期限が迫る中でPCBに関する関心も高くなっている事を実感しています。
毎回繰り返しになりますが、西日本エリアの高濃度PCB廃棄物処理期限が2021年3月末までとなり、期限まで3ヶ月を切る時期となりました。
昭和52年3月以前に建築・改築された建物をお持ちで過去PCB使用機器の調査を行った履歴がない場合や現在PCB使用機器を保管中の場合は、一度弊社までお問合せ頂ければと思います。
PCB廃棄物処分に関する様々な情報発信の場として開設した「PCBブログ」 第10回目の今回は、保管中のPCB使用安定器等の搬入荷姿登録について再度ご紹介させて頂きます。
PCB使用機器の内、高濃度PCB使用機器に該当する蛍光灯安定器や水銀灯安定器は、中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)が運営する処分場で処分が必要です。
PCB使用機器の種類や地域毎に搬入可能な処分場が異なっており、処分期限も決まっています。
蛍光灯安定器、水銀灯安定器の処分期限は以下の通りです。
北九州・大阪・豊田事業エリア(西日本):令和3年3月31日まで
北海道(室蘭)・東京事業エリア(東日本):令和5年3月31日まで
中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO) HP
西日本エリアは令和3年3月31日が処理期限となっており、早急な処分が必要です。
中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)へ処分を委託する前に、PCB使用安定器等の重量計測や写真撮影を行い、事前に搬入する情報を登録する「搬入荷姿登録」が必要です。
12月に入り、現在PCB使用安定器を保管中の事業者様や、照明器具を確認した結果PCB使用機器を発見した事業者様より、搬入荷姿登録のご相談を複数頂き、当社で登録作業のお手伝いをさせて頂きました。
●搬入荷姿登録の流れ
ここからは当社で行ている搬入荷姿登録の補助サービスの流れを簡単にご紹介させて頂きます。
(蛍光灯安定器の事例)
①保管中の安定器を種類毎に並べ替えを行います。その際、PCB使用安定器ではない物が混ざっている場合がありますので、分別作業も一緒に行います。
②安定器の種類ごとに重量計測及び写真撮影
③計測後に指定容器(ドラム缶・ペール缶)へ封入作業
④重量計測、写真撮影を行った情報を元に中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)へ「搬入荷姿登録」の各種申込資料の作成補助
処理期限が迫っていますが、まだ間に合いますので、もしPCB使用安定器等を保管中で搬入荷姿登録手続きがまだの場合は、一度アースサポートまでご相談下さい。
下見・お見積りは無料で対応致しますので、まずはお気軽にお問合せ下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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