講演会の講師を務めました

 今日は日頃たいへんお世話になっていますタナベ経営様の「成長M&A実践研究会」という会で講師を務めさせていただきました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

 

 今回は「M&Aを活用した資源循環事業の拡大と、サステナブル社会の実現」というテーマで約80分お話しさせていただきました。

 事前にどのような方々が受講していらっしゃるかを運営側に尋ねたところ、M&Aを実際に経験した会社さんはそれほど多くなく、これからM&Aをやっていこうという会社さんが多いということでしたので、私としては以下の5つのポイントに重点を当てて説明しようと考えました。これらは実際にM&Aを複数実施し、その中で得た経験の中で感じたことで、M&Aを実施する上でとても大切なことだと私自身は思っています。

 

①なぜM&Aによる事業拡大を目指しているのか?

②M&Aにより、弊社はどの事業ドメインを強化していくのか?

③M&Aの過程で苦労したこと

④M&A自体は手段であり、重要なのは取得した会社を伸ばすためのPMI(Post Merger Integration 買収後の事業統合)

⑤ホールディングス体制の構築と、ホールディングスを生かすガバナンス体制

 

 実際に使ったスライドを添付します(これは①のなぜM&Aによる事業拡大を目指しているのか?についてです)。もともとM&Aを始めようと思ったきっかけは、このままでは自社を守れないという危機感です。人口が減少し、マーケットがシュリンクする中で、市場占有率が非常に高い当社は真っ先に影響を受けます。その中でも社員の雇用を維持し、かつ毎年少しずつでも給料をアップさせようと思うと、企業は必ず右肩上がりに成長しなければなりません(給料も含め、コストは右肩上がりに成長するので)。そうするためには、一つは自社の本拠地でもっとマーケットを深掘りすること、そしてもう一つはエリアを拡大して展開することが必要だと考えています。M&A戦略はエリア戦略の一つですね。

 ただ、実際にM&Aを経験していく中で、単に危機感だけ、自社を守るためだけにM&Aをするという気持ちは無くなりました。M&Aでグループに入っていただいた経営者の方々と時間をかけてしっかり話し合い、それぞれの会社の社員の皆さんの生活に対する責任も受けとめる中で、私たち企業グループはM&Aを通して資源循環事業を拡大し、サステナブルな社会を実現するために貢献したいという目的意識が明確になりました。そのため、上のスライドの4にあるようにM&Aのターゲットはあくまで資源循環事業で、自社のシナジーがない事業には手を出さないと決めています。

 

 また、M&Aのターゲットである「資源循環事業」をもう少し具体的に説明すると、下のスライドのようになります。実際に今まで4社のM&Aを実施させていただきましたが、それぞれこの3つのドメインに入っています。

 ただ、M&A自体は情報があってお金があれば実施することは可能ですが、M&A後にその会社を成長させてグループ全体の収益向上を目指さなければならないので、当然ながらいちばん重要なのはPMI(買収後の事業統合)だと思います。とても大事なのは、会社はもののように売り買いするものではなく、血の通った人間が集まった組織なのでこちらも熱い思いを込めて接しなければなりませんし、相手の気持ちをしっかり受けとめながら力を合わせて会社を成長させることだと思います。グループに入っていただいたご縁に心から感謝し、ともに力を合わせて頑張るということですね❗️

 

 今回の講演は広島駅のすぐ近くの建物で開催されましたので、広島駅で久しぶりに広島つけ麺のばくだん屋さんに行きました。広島のつけ麺ってすごく辛いですが美味しいですよね❗️

 今回の講演では60枚くらいのスライドを使ってお話しさせていただきました😃 ご聴講された方々に少しでもお役に立てたら幸いです。タナベ経営様、貴重な機会をいただきありがとうございました❗️

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

*

*