WEB事業報告会を開催しました
2022年12月07日
今日はこの時期恒例の事業報告会を開催しました。弊社は9月決算ですので、昨年10月から今年の9月までの決算年度について私が事業全体の報告や新しい年度の方向性の説明を行い、その後に各部署(営業、管理、業務)がそれぞれの分野について説明をしています。
なお、2020年からはコロナ禍でリアル開催を行なっておらず、今回もweb開催としています。web開催は私を含め発表担当者がそれぞれ個別にパソコンに向かって発表を行い、それを動画で撮って社内SNSであるworkplaceにアップし、社員の皆さんがその内容を動画で視聴するというものです。3密の回避だけでなく効率化やコスト削減につながっていますが、私自身もセミナーに参加する際はリアル開催の方が頭に入りやすいので、来年からはリアル開催に戻したいと考えています(その時のコロナ禍の状況によりますが)。
私のパートは約1時間です。令和3年度(2021.10.1-2022.9.30)の振り返りと、令和4年度(2022.10.1-2023.9.30)の年間スローガンや方向性について説明させていただきました。
業績的には2020年からコロナ禍で廃棄物量が大幅に減少していた飲食・宿泊業様が昨年度比では増加に転じたこと、弊社の中で特に取扱量が多い建設業様の廃棄物量が安定していること、医療・福祉業様(特に医療系廃棄物)の廃棄物量が増加したこと、そしてここ数年特に力を入れてきた個人向けの取り組み(片付け堂、解体堂)が全体売上の1割を占めるくらい着実に成長していること等により、2020年のコロナ禍によって厳しかった業績が回復傾向にあるという印象です。ただ、これもコロナ禍の社会情勢に大きな影響を受けるので、常に気を引き締めて注意を怠らないようにしなければなりません。
なお、昨年度の全社スローガンは「2050年カーボンユートラル宣言による影響を検証し、準備を進める1年にする。お客さまに提供するサービスの方向性をすべて「社会課題の解決」というキーワードで進めていく。」というものでした。また、サブタイトルは「すべての部署でDXを推進し、効率化および省力化、スピードアップ、顧客体験価値の向上を図る。」としています。また、このスローガンを受けて各部署で具体的な”重点実施項目”を設けていますが、そちらは具体的すぎるので非公開ととさせていただきます。
カーボンニュートラルのことで言いますと、まずは弊社として温室効果ガスの排出量をいつまでにどうやって減らしていくか検討し少しずつでも行動に移すことが重要です。そして、それに加えて私たちは廃棄物処理・リサイクル事業者ですので、カーボンニュートラルに伴って増えるであろう分野の廃棄物を適正にリサイクルできる取り組みを今からしっかり検討する必要があります。今年度はその両方を検討して進めた1年間でしたが、今後さらに時間をかけて温室効果ガス削減のための設備導入等を進めたいと考えています。このあたりは社内では”私たちの強みを更に強く!”というテーマで検討しています。
また、DXについては今年度もかなり進んだという印象です。ただ、この1年で新しいDXをどんどん導入したということではなく、昨年度に導入したDXについて浸透を図ったというのが正しいイメージですね。そして、DXにあわせてインサイドセールス部門も弊社にとって重要な役割を担ってくれています。例えば既存の営業のやり方にDXを加えて効率化し、更にインサイドセールス部門に担ってもらうことで案件化率・受注率が高まっているということです。
その他、今日のところで各部署の発表についてもざっと見てみましたが、この1年で各部署がよく頑張ってくれたことがすごく分かりやすくまとめられていました。本当に頭が下がります。改めて弊社の強みは人財であり、それぞれが会社の方向性を理解して一生懸命取り組むことで会社全体が強靭化しているなと感じます。
この事業報告会で会社全体の本年度の方向性を説明し、各部署もそれに沿った事業計画を説明しました。これからまた力を合わせ、1年かけてコツコツと前進していきたいと考えています。頑張ります!