太陽光パネルリサイクル施設の導入計画を進めています
2022年12月21日
日本における再生可能エネルギーの主力である太陽光発電は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)が導入されたことにより2012年以降一気に加速しました。しかし、この太陽光発電に使用する太陽光パネルの寿命は25~30年とされており、寿命を迎えた太陽光パネルが2036年頃より大量廃棄されることが問題視されています。
現状では、太陽光パネルの廃棄があった場合は管理型最終処分場で埋立処理されていますが、このまま大量廃棄を迎えてしまうと最終処分場が逼迫する懸念があります。
こうした状況をふまえ、当社では、島根県初の「太陽光パネルリサイクル施設」を設置する計画を進めています。現在、管轄行政である松江市と施設設置に関する事前手続きは完了しており、2024年2月頃設置・稼働を予定しております。
2040年には80万トン前後の大量廃棄が見込まれている太陽光パネル。先を見据えた施設導入により、循環型社会形成に貢献して参りたいと思います。