産業廃棄物処理業経営塾OB会で講師を務めました

 昨日は産業廃棄物処理業経営塾OB会の関係で福岡でワークショップに参加しました。その後、今朝の7:15福岡空港発の飛行機に乗って松江に戻って参りました😊 で、そのまま会社に行って午後まで仕事をして、15:00からオンラインセミナーの講師をさせていただきました。

 

 今週は月曜からずっと出張でしたので少し疲れていまして、今回の出番がオンラインセミナー講師ということだったので時間に間に合うように自宅に帰ってくつろいだ感じでセミナーに入りました。家族は全員仕事で家にいませんでしたので、リビングでこたつに入りながらの参加となりました。

 

 今回は「ざっくばらんな交流会」と題したオンラインセミナーで、経営塾OB会では過去何回も開催されているセミナーです。今回はM&Aの実体験について語ってほしいというご依頼をいただき、かつディスカッションベースで行うので最初の15分くらい私の方で話をしてほしいというご要望でしたので、そのような方法にさせていただきました。

 ディスカッションするためには何らかのネタ振りが必要かなと思いまして、私の方で下の5つのポイントを提起しました。

 ③の”検討使”は実際にM&A仲介会社のご担当者から言われた言葉で、「御社は良いも悪いもすぐに結論を出していただけるからありがたい。一般的に『M&Aに興味がある!良い案件を紹介してほしい。』と言っていただくことは良くあるが、案件を紹介してもそのまま棚上げになってしまい結論が出ない会社の社長が多いのです。そういう社長さんは検討ばかりして結論が出ないので、”検討使”と呼ばれています。」と言われました。また、「尾﨑社長はM&Aの実績があります。それは私たちにとっては『あの会社はM&Aを実施するという決断を下せる会社だ。』と判断しますので、そういう会社に案件を持っていきたいと思うものです。」とも言われたことがあります。相手(仲介会社)の立場に立って考えると、そういうことなんだなと感じますね。

 

 それと、私がいちばん大事だと思っているのは⑤のPMIです。ありがたいことに最近はM&Aについて教えてほしい、講師をしてほしいと声をかけていただくことが増えて、実際に講師をさせていただいたりしています。それはM&Aについて関心のある経営者の皆さんが増えたからですね。これからは実際にM&Aを体験した経営者さんが増え、PMIについて悩まれる方々が増えると思いますが、そうなると今度は「PMIについて講演してほしい」という依頼が出てくるのかな?と少し期待しています。実際にはM&Aをする前に「その会社をM&Aした時にどうやってPMIをしていこうか?」と予め準備をしておかないと、なかなかM&Aはうまく行かないと思うのです。安易にM&Aをしてしまって失敗すると、元々自分が経営していた会社にも負担を強いることになりますし、取得した会社もリーダーシップ不在に陥ってガタガタします。大きな金額の投資になるので、「一回M&Aをやってみたい!」というような安易な考えではなく、慎重に進めていくことが大事だと思います。

 

 話が逸れてしまいましたが、セミナー自体はとても盛り上がりました。普段よりも多くのご参加があったようですし、比較的企業オーナー様の参加率が高かったとのことでした。やはり皆さん関心あるんですね!私自身も初めてメンチメーターを使ったプレゼンに参加したので面白かったです!

 

 片渕さんはじめ経営塾OB会の皆様、今日はありがとうございました!とても楽しいセミナーでした😊 また機会があればぜひ呼んでください!