産業廃棄物減量税に関する意見交換会
2023年01月12日
今日は(一社)しまね産業資源循環協会の会長として島根県の産業廃棄物減量税に関する意見交換会に出席いたしました。島根県は平成17年から産業廃棄物減量税を導入しており、その内容は「島根県内の最終処分場に搬入された産業廃棄物の搬入量1トンあたり1,000円の減量税を徴収する」というものです。支払うのは産業廃棄物を搬入する排出事業者または中間処理業者となります。
この税のあり方については島根県環境審議会が5年に1回答申を出していまして、私たち業界団体も利害関係者として意見陳述の機会が与えられています。また、おおむね年に1回は減量税について島根県の担当部局と意見交換会を開催していまして、本日はその意見交換会でした。島根県庁のご担当者の皆様、本日はこのような機会をいただきありがとうございました!
なお、産業廃棄物減量税は「産業廃棄物の発生の抑制、再生利用等による産業廃棄物の減量その他産業廃棄物の適正処な処理の促進に関する施策に要する費用に充てる」ことが決められています。具体的な事例は下のパンフレットの写真にあるように、①事業者の再資源化等への支援、②適正処理の推進、③環境教育の推進となります。ちなみに、①事業者の再資源化等への支援の「②3R施設整備の支援」に掲載されている写真は、弊社が2020年3月に導入したバリスティックセパレーター&TOMRA光学選別機という高度選別ラインです。最終処分場に搬入する廃棄物を減らし、リサイクルを増やす施設ということで助成いただきました。ありがとうございます!
この3R施設整備の支援について、しまね産業資源循環協会として今まで様々な要望を出させていただきましたが、島根県の担当部署の皆様はそれをしっかり受け止めてくださり、制度の改善を進めてくださっています。感謝の気持ちでいっぱいです。これからも今回のような意見交換会を含む様々な意見交換の場で積極的に話をさせていただきたいと考えています。
本日はありがとうございました!