第18回「産業廃棄物と環境を考える全国大会」に参加しました。

 今日は第18回目となる「産業廃棄物と環境を考える全国大会」が神戸で開催されましたので、島根県協会の会長として出席させていただきました😃 神戸はあまり仕事の関係で行く機会が少ないので久しぶりでしたが、綺麗な町ですね❗️

 

 全国大会の会場はホテルオークラ神戸でした。なお、主催は毎回同じですが私たち全国産業資源循環連合会と、日本産業廃棄物処理振興センター、そして産業廃棄物処理事業振興財団の3団体となります。

 

 開催地が神戸ということで、(一社)兵庫県産業資源循環協会の皆様にはたいへんお世話になりました!心より御礼申し上げます。特に青年部の方々は当日もずっと会場運営のお手伝いをしておられて、本当にありがとうございました❗️

 私は2011年〜2013年にかけて全国青年部の会長を務めていたこともあり、当時お世話になった方々が全国におられるので、全国大会では当時お世話になった方々にお会いできいろいろ近況を伝えあったりでき、とても良い機会になっています😃 全国に仲間がいるということは本当に嬉しいことですね❗️

 

 今回の全国大会では、「廃プラ輸出からの脱却」という題名でパネル討論会が開催されました。多くの方々もご存知の通り、今まで最大の廃プラスチック輸入国だった中国が一昨年から徐々に輸入規制をし、昨年には完全に廃プラの輸入を停止しました(ペレット等はOKです)。それまで日本から海外に輸出されていた年間約150万tのうちほとんどが中国(及び香港経由で中国)向けだったために大変大きなインパクトがありました。

 

 下のスライドでも分かるように、2017年の1月〜6月までの半年間で輸出された廃プラスチックの日・米・欧の総量は約314万tで、そのうち224万tが中国及び香港でした。日本は半年間で76万tなので、通年では約150万tですね。それが2018年7月〜12月の半年間には日・米・欧で170万tと半減しており、中国・香港はもちろんのこと他のアジア各国も廃プラの受入れを減少させていることが分かります。まだ2019年の数字は出ていませんが、もっと減っていることは確実だと思います。

 日本だけにフォーカスしたのが下のスライドです。2017年末の中国輸入規制前は海外へ廃プラスチックを有価物として輸出していたのが150万tで、うち中国・香港が130万t。中国では「安価で不適正な処理」、「安価な労働力」と書いてありますね。それに対し、2018年〜の中国輸入規制後は「中国等輸入禁止分の増加+約50万t /年程度」が国内滞留し、「処理費の高騰」を招いているとあります。国としては廃プラスチックの処理施設に対する補助金を増やして日本での廃プラ処理能力の向上を図り、また優良認定業者には廃プラの保管量の上限をアップしたり、地方公共団体に対しては県外廃棄物の受け入れに対する事前協議制の撤廃や簡素化を求める等、矢継ぎ早に対策を出してきました。当社でもある意味ビジネスチャンスとして受け止め、2018年から県外(特に大都市圏)からの廃プラスチック処理を積極的に受け入れるように体制を整えました。

 討論会では今後具体的にどうしていくべきかということは明確には分かりませんでしたが、廃プラスチック輸出に関する状況(アジア各国も輸入を規制していること、2021年のバーゼル条約改正のこと等)が理解できました。プラスチックの使用を止めるということは例えばストロー等ではできるかもしれませんが、全体的に使用量を大幅に削減するというのは難しいように思います。また、昨年50万tが輸出できなかったことで大変大きなインパクトがありましたが、残る100万tも輸出できないことになれば関東を中心として中間処理工場は廃棄物で溢れかえるようになるでしょう。2019年はその他アジア各国が廃プラ輸入規制を始めているため、将来的に日本として輸出量がもっと減っていくことは避けられないと思います。しかし、国内での再生利用と言っても2020年以降の日本経済の状況から考えるとそんなに需要は明るくないのでは。。ということで、やはり海外への輸出ルートを探り、輸出できる品質の廃プラスチックを輸出する(またはペレットにして輸出する)ことが現実的かなと思いながら討論会を聴講していました😃 

 

 その後の懇親会では当時の全国各地の青年部の方々との旧交を温め、とても有意義な時間を過ごすことができました✨ ありがとうございました❗️

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