省エネ・再エネ、気候変動対策、循環型社会
(1)リサイクルの推進
当社は受入した廃棄物を適正に処理するだけでなく、可能な限りリサイクルしています。選別を徹底することで有用な資源を回収するだけでなく、再生利用製品の新規ルートを開拓し、最終処分場への埋立量を削減するよう努力しています。
(2)環境データ
●リサイクル率
●排ガス測定結果
●燃え殻の分析結果
●焼却炉温度チャート
●焼却炉⼀酸化炭素濃度チャート
●焼却炉塩化⽔素濃度チャート
●排⽔分析結果
(3)焼却炉定期検査
2011 年4 月1 日施行の改正廃掃法において、廃棄物処理施設(最終処分及び焼却など)の行政による定期検査が義務付けられました。 当社の廃棄物焼却施設は検査の対象となり、2014 年5 月に第1 回目の定期検査を受け、指摘事項はありませんでした。このたび、2019年9月3日、第2 回目の定期検査がありました。排ガス、排水等の測定結果・メンテナンス表・チャート紙の確認や、施設の現地確認、質疑応答等の検査を受けました。 検査の結果、指摘事項は無く、法律上の構造基準に適合していると認められました。 |
![]() |
(4)ISO14001による環境マネジメントシステムの推進
2001 年3 月30 日にISO14001 を認証取得し、環境マネジメントシステムを運用しています。 今年、2020 年1 月22 日から1 月24 日の3 日間にかけて更新審査が行われ、各部署の担当者を中心に審査機関であるJQA(一般財団法人日本品質保証機構)の審査員の方の審査を受けました。 今回の審査においても重大な不適合事項(改善指摘事項カテゴリーA)や軽微な不適合(改善指摘事項カテゴリーB)はなく環境マネジメントシステムが継続して維持されているとのご判断をいただきました。審査員の方からは、業務プロセス改善活動を環境マネジメントシステムと融合した活動展開や地域社会への貢献に向けた取り組みについて評価をいただきました。環境マネジメントシステムのさらなる改善に向け,課題も指摘していただいています。 ISO14001 の認証取得から20 年近くが経過し、全社員にISO・環境への配慮が定着してきています。より実務と一体となったマネジメントシステムの推進のため今後も更なる進展を図っていきたいと考えています。 |
![]() |


審査の様⼦
(5)事務所ごみのリサイクルの推進
当社では、事務所や現場休憩室から出る廃棄物について、分別を徹底して可能な限りリサイクルを行っています。毎年70%を超えるリサイクル率を維持しており、2019 年度においては排出量3,155kg、リサイクル率74%でした。
今後も継続してリサイクル率向上を目指していきます。
●分別品⽬
(②から⑥はリサイクル)
①可燃物
② RPF 用プラスチック(ビニール、ペットボトル、弁当がらなど)
③ RPF 用紙くず・木くず(割りばし、紙製容器など)
④古紙(封筒、カタログ、機密以外の書類)・ダンボール
⑤機密書類(顧客名、金額、個人情報などが記載された書類)
⑥缶・ビン・金属