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海のプラスチックごみを使った体験型環境教育を開催しました

2025.08.05
サステナビリティ
当社が現在推進している「海洋プラスチックごみリサイクル」の取り組みの一環として、7月27日(日)、松江市内の小学生を対象とした体験型環境教育「海のプラスチックごみ&ペットボトルのキャップでアクセサリーをつくろう!」を開催しました。

本体験型環境教育は、当社が現在取り組んでいる「海洋プラスチックごみリサイクル」の取り組みの一環として、今回初めての開催となりました。

海洋プラスチックごみ問題は、現在、全世界で問題となっています。当社では海洋プラスチックごみを再資源化するための共同研究開発を島根県産業技術センターと行っており、海洋プラスチックごみ問題に対する取り組みを進めています。本体験型環境教育では、子どもたちが海洋プラスチックごみ問題への理解を深め、リサイクルの重要性を“楽しく体感”していただくことを目的としています。

当日は、小学校1年生~5年生のお子様とその保護者様、あわせて19名の皆様、ならびに島根県産業技術センターより研究員の方にご参加いただきました。
まず、スライドを使って海洋プラスチックごみの現状について解説しました。
その後、プラスチックマテリアルリサイクル施設を見学いただきながら、プラスチックごみがリサイクルされる工程についてご説明しました。
最後は、松江市の海岸に実際に漂着した海洋プラスチックごみやペットボトルキャップを材料に、オリジナルのアクセサリー作りを体験してもらいました。
子どもたちは真剣に、楽しみながら制作に取り組んでくれており、個性豊かで素敵な作品がたくさん完成しました。
終了時には、「ごみでこんなにきれいなものが作れるなんて知らなかった」といった子どもたちの感想に加え、保護者の方からも「海洋プラスチックごみについてとても勉強になりました」と声をかけていただきました。
なお、本体験型環境教育については、8月9日(土)に第2回目の開催も予定しております。

当社は今後も、未来を担う子どもたちが環境に関心を持ち、行動につなげていけるような活動を継続するとともに、地域の環境保全につながる取り組みを積極的に展開して参ります。