ワークの進行内容

各チームは、同じ部署または部門の5名で構成され、まずはアイスブレイクとして「5人の共通点探し」に取り組み、和やかな雰囲気でスタートしました。

その後、職場環境改善のヒントとなる「アクションチェックリスト」を用いて、以下の4つの領域に関する24項目の質問に個人で回答しました。

• A：仕事の進め方
• B：オフィス職場環境
• C：職場の人間関係・相互支援
• D：安心できる職場のしくみ

「ちょっと不便だな」「自分さえ我慢すれば…」と感じていたことに目を向け、「改善提案をしたいかどうか」を「はい」「いいえ」でチェックしていきました。

例えば、

　・全員が参加できるミーティングを定期的に開催し、仕事の進め方について話し合います。

　　→提案しますか？　□いいえ　or　□はい　

　　　いいえ…今のままでよい

　　　はい　…改善が必要

その後、個人ワークシートの結果を持ち寄り、チームで職場の良い点・改善点について話し合い、全員の意見をもとに「意見が多いもの」「優先順位が高いもの」を整理。
最終的に、良い点2つ、改善したい点1つをチームごとにまとめ、発表していただきました。

発表された意見の一部をご紹介します

良い点

・学校、育児、介護など個人のライフスタイルに応じて業務調整ができる
・技能資格の機会を明確にしキャリアに役立つ教育やチャンスを公平に確保できる

・LINE WORKS・サイボウズなどのSNSや会議・朝礼で共有の場や1on1・Geppoなどの相談の場がある
改善点

・快適な休憩室（いつでも使える、座れる、寝ることができる場所の確保）

・繁忙期など特定の人に業務が集中している点を改善したい

今後の取り組みについて

改善点の中から「今日からできそうな工夫」を1つ目標として設定し、継続的に取り組むように声をかけさせていただきました。
また、今回のワークで得た気づきや改善の芽を一過性のものにせず、今後も継続して取り組んでいけるよう『アフターワーク』の実施を予定しています。

小さなことでも、今日からできる工夫に取り組むことを目標とし、一人では難しいと感じた場合は、上司や同僚に相談しながら進めていきたいと思います。

3か月後には、参加者の皆さんに取り組みの成果や変化についてお話を伺う予定としております。
「上手くいかなくても大丈夫。まずはやってみること」

これからも安心、健康で、働きやすい職場づくりを目指していきたいと思います。