お知らせ

News

RPF(固形燃料)施設に防火設備を設置しました

2025.05.02
SDGs
 近年、廃棄物処理施設における火災が増加傾向にあり、その安全対策が喫緊の課題となっています。当社でも重要課題として取り組んでおり、昨年は、選別施設に、火災を未然に防ぐための防火設備を設置しました。

 そして、この度、「RPF(固形燃料)製造施設」についても、同様の設備を導入いたしました。この施設は、原料となる紙くず、木くず、プラスチックなどが集積されるため、火災リスクへの備えが重要となります。

 具体的には、原料の保管場所や、それらを破砕する機械、そして完成したRPFの保管場所に、初期消火設備を設置いたしました。センサーが火花を感知すると自動で散水を行い、消火する事ができるシステムとなっています。また、RPFの保管場所では、温度を監視できるサーモカメラによるモニタリングも併せて行います。万が一、火災が発生した場合には、警備会社へ自動的に通報される体制も整えました。

 今回の設備導入は、従業員の安全確保はもちろんのこと、事業の継続と地域社会の安全・安心に貢献するための重要な取り組みです。今後も安全対策を徹底し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
▲RPFの保管場所に設置した消火設備。火花を感知すると、矢印の箇所から散水されます。温度を監視するサーモカメラ(赤い丸)も設置しました。