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廃棄物処理施設における火災対策勉強会が当社で実施されました

2025.10.28
サステナビリティ
近年、リチウムイオン電池等の混入を原因とする廃棄物処理施設での火災事故が増加し、社会的にも問題となっています。廃棄物の処理施設では、一度発火すると周りの廃棄物に燃え移ることで大きな被害が発生し、廃棄物の処理が滞るだけでなく、従業員の安全を脅かす重大なリスクとなります。

このように、火災対策が業界全体の喫緊の課題となっている中、10/16(木)、株式会社環境新聞社様主催で「火災等対策勉強会」が企画され、全国各地の廃棄物処理業に携わる企業より16名の皆様が、当社に来社されました。

当社では2023年より、廃棄物処理施設への防火設備の導入を進めてまいりました。具体的には、リチウムイオン電池の混入の可能性がある選別施設や、紙くず、木くず、プラスチックなど燃えやすい廃棄物が集積されるRPF(固形燃料)施設に、火花を検知して自動で散水する初期消火システムを導入しています。
業界でも 先進的な防火体制を整えているということもあり、このたび勉強会の見学先として当社を選んでいただきました。

勉強会では、防火設備の企画・施工を担当した株式会社土岐様より、防火システムの説明が行われました。
また、当社のRPF(固形燃料)の保管倉庫にて、製品から火が出たケースを想定し、実際にバーナーの火を灯し、火種の感知から散水までのデモンストレーションが行われました。
参加者の皆さまは、当社の防火設備の作動の様子を動画に収めるなど熱心に見学され、火災対策に関心を持たれている様子がうかがえました。

アースサポートでは、今後も火災などを未然に防ぐことで、安定した廃棄物処理を実現するとともに、防災体制のさらなる強化に努めてまいります。